2015年5月27日水曜日

男の子なのに二次性徴からホルモン異常で女体化していった真治君

北関東に住む男性の真治さん(仮名)は、乳房が膨らむなど体が女性化している。服を買うのはいつも決まった店で、事情を知る店員に相談している。選ぶ基準は胸の膨らみが目立たないこと。真治さんが女性用下着店を訪れる。乳房が膨らみ、そのままだと揺れて痛いという。真治さんが店員に本音を漏らす。下着を買うのは3度目だが、大きな抵抗を感じるという。真治さんは10年間異変を医師に相談しなかったという。現在真治さんは両親と暮らす。

小学生の頃は普通の男の子だったという。異変が現れたのは中学1年生の時で、母親に相談したが、まじめに取り合ってもらえなかったという。また同級生からのいじめにあったという。中学2年の時、真治さんは男性ホルモン剤をインターネットで入手し、打ったという。産婦人科に行こうとしたが、中に入る勇気がなかったという。真治さんは胸の膨らみを隠すため猫背にしていたとのこと。

高校に入るとますます胸が膨らんだが、男性らしい体の変化はなかったという。高校卒業後は、仕事に打ち込むことで体の異変から目をそむけてきたという。異変から10年が経った去年、両親の進めで大学病院の精密検査を受けたという。原因はホルモンの異常で、脳下垂体にできた腫瘍から乳腺刺激するホルモンが大量に分泌され、乳房が大きくなっていった。この高プロラクチン血症の患者は国内に約1万2000人いるとされているが、約9割が女性で男性はまれだとのこと。治療は、投薬や腫瘍の摘出などでホルモンを抑制すること。真治さんの場合は投薬治療が可能だとのこと。病状を知った真治さんは、男らしくなれるか、自分はそれを望んでいるかわからないと言う。別の治療法はないか、30を超える病院を訪れたが見つからなかったとのこと。

今月13日、真治さんが3か月ぶりに獨協医科大学病院へ訪れるが、治療方針などの結論を出せなかった。真治さんは、次回8月の診察までに答えを出すつもりだという。こうしたホルモンの異常に対しては早期の治療が重要とされているが、医師の中でも診断が難しいケースが少なくないとのこと。真治さんのように異変が放置される場合もある。
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